美味しいフランス料理が食べたいけれど
最近は勉強不足で
評判の良いレストランを知らなくて、、、

そんな状況でよく見るのが
ネットのレストラン検索と
そこに投稿されているお店の口コミ

人気のあるお店だと 
実際に行かれた方のコメントが延々と並んでいます

誉めてあるコメントを読むと 
是非行ってみたいと思ったり

逆に文句や けなしてあるコメントを読むと
うーん やめた方がいいかなと迷ったり

実際に自分で確かめれば良いのですが
ついついコメントを見て思い悩んだりしてしまいます

コメントを見て思い悩む女性

ネット全盛のご時世ですから 
レストラン検索での評判は
お店にとっても重要でしょう

悪いコメントを書かれたら
客足が遠のいてしまう可能性もあるわけで
気にされている経営者も少なくないのでは?

この世論調査でも
半数以上の人がネットでの口コミや評判を
参考にすると答えています

口コミに関する世論調査の結果

でも 
ネットに投稿された評価やコメントって信用できるの?

ニューズウイークで 
こんな面白い記事を読みました

ネットにおける口コミやレビューの信頼性の問題は
以前から指摘されており
アメリカの複数の大学での調査によると
そうしたレビューの
20~30%は虚偽の内容だったり
でっち上げの可能性がある そうです

えっ そんなに信用できないの? 
と思われたか

やっぱりそんなものか! 
と思われたか 

どちらですか?(笑)

しかし ネットの口コミ情報を
リアルの知り合いからのお勧めと
同じくらい信用している人の割合は
90%にも達するそうで

信用している人々の姿

これは看過できない忌々しき事態ですね?(笑)

そこで
投稿されたレビューが本物か偽物かを見分ける技術が
重要になります

たとえば こんなのはあまり信用できない

これまででいちばんおいしい前菜だった!」

「メニューの選択肢は多く 
 供される料理の全体的にほどほどで助かった
私はこんなに美味しいパスタを食べたことがない」

どうして信用できないかというと

「これまででいちばん」 
といった大げさな感情表現や誉め言葉が多い

「選択肢」「席」「助かる」「全体的」「量」「供する」
といった特定の単語が頻出する
(どうやってこうした特定の単語を抽出したのかな?)

「私」といった人称代名詞を繰り返し使い 
わざともっともらしく表現する

検討の結果 
こうした口コミは虚偽である確率が高いことが
明らかになり

さらに 
極端に好意的か逆に批判的な内容で
その投稿者が
他のお店には全く口コミ投稿していない場合は
虚偽である確率はさらに上がるそうです

なるほどー 
わざとらしさの香りがしたら 
疑ってかかるべきなのか

まあ ネット投稿だけでなく 
世の中の情報はすべからくそうですね(笑)

タカハシイイン 私は初めて行きましたが
お医者さんはよく説明してくれて
治療法の選択肢を提示してくれるのでとても助かったし
供される薬の量も私にとっては全体的にちょうどよく
男の先生はちょっと変わり者だったけれど
私はこれまででいちばん感じの良い医院だと思いました

なんていう口コミは 
信用してはいけないということですね

フェイクニュースの写真

で コーネル大学ではこうしたデータを基に
ネット口コミ信頼度判断ソフトをつくったところ

口コミの真贋を90%の確率で見分けることができたのに対し
普通の人の正解率は50%以下だったとか

うーん 
正直言ってちょっと思ってしまうのですが
皆さん お暇なのかな?(笑)

個人的には 
ネットの口コミ情報はあまり読まないし参考にしませんが
お店のホームページは参考にします

実際に行くかどうか決定するポイントは
情報がそれしかないのならホームページ全体の印象かな?

これって 医療機関を選ぶ時も同じでしょうか?(笑)


ところで 巷でなにかと評判のミシュラン

星の数が落ちて失
意のあまり自殺されたシェフがいるような状況は
ちょっとどうかと思いますが

実は昨日楽しませていただいたレストランは 
二つ星を得ておられるそうで
少なくともこのお店の評価に関するミシュランの判断は
納得できるものと思いました

でも 贔屓のお店がミシュランに載るのって
ちょっと複雑な気分ですよね?(笑)





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