左利き肝臓専門医ブログ

2016.01.25更新

年末 久し振りに湘南をドライブしました

というのも 湘南は助手席の方のホームタウンで
ご先祖様のお墓参りのはしごで 豪徳寺から湘南の霊園に行ったわけです

助手席の方は湘南育ちなので
東海道線のなんとかというトンネルを越えると 空気の質が変わる
と 東京の空気の汚さをいつもぼやいておられますが
鈍な書き手には 真偽のほどはわかりません(苦笑)


で お墓参りの帰途に 助手席の方が以前から行きたいといわれていた
新江ノ島水族館に立ち寄りました

年末のお休みだったので 混んでいるかと心配しましたが
幸い並ばずに入場することができました

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水族館の前の広場には こんな看板が

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確かに天気が良かったので 
空には甲高い鳴き声をあげながらトビ飛び回っていて
(お得意のダジャレではありません:苦笑)
建物の上で羽を休めているトビもいました

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子どもが持っているおやつとか 簡単にかっさらっていくそうです

そんなことをご存知なんて 
小さい頃に 実際にかっさらわれたことがおありなのかな?(笑)


さて 水族館に入るのは久しぶりです

最後にいつ水族館に行ったか 思い出すことができませんが
なんとなく非日常の世界を楽しめるので 決して嫌いではありません

いきなりお出迎えしてくれたのが 大きなエイ

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固まり気味に見ているお子ちゃまより大きいかも、、、
でも 可愛くてユーモラスな表情に見えます(笑)


イワシの群れ 

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とてもきれいですが 
お昼を食べる前だったので 
アンチョビラバーは ちょっとお腹が鳴りました?(苦笑)


大きなガラス越しに見えるシーンは 迫力がありますね

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時間を忘れて見とれてしまいます


この水族館のウリは クラゲ

約30種類のクラゲが飼育・展示されています

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クラゲは人類が誕生するよりはるか昔から地球上に存在していたそうです

傘の筋肉をゆっくりと収縮させて 
水中をのんびりと移動している姿を見ていると
気持ちが穏やかに落ち着いてくる気がします

なかでも この青色のクラゲが美しくて とても気に入りました

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それ以外にも目についたのが 立派なカニさん

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そしてタコさん

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うーん お腹を減らして水族館に行くのは 
よくないかもしれません?(苦笑)


そんなフトドキな書き手をいさめるように
ペンギンさんが 遠くを見つめながら 
どこか哲学的な雰囲気を醸し出していました

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水族館を出ると 穏やかな光のもと 江の島が見えました

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江の島のクリスマスイルミネーションは美しいそうで
来年のイルミネーションハンティングが楽しみです


そして西を見ると 
例年ならくっきりと美しく見える富士山が 今年は見えません
暖かいから 空気がもやって見えないのでしょうか?

冬の楽しみのひとつは ピンと張り詰めた透明感のある空気ですが
暖かいとそれを楽しむことができません

そういう意味では 暖冬も良し悪しですね

でも 最近 やっと冬らしい寒さになってきたので
皆さん 健康管理にご注意ください!


さて 波打ち際では 沢山の子供たちが貝殻拾いに興じていて
その向こうではサーファーさんたちが 
穏やかな海につかり 波を待たれていました

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〆は 今日の警句!

彼女との水族館デートのとき
魚を見ながら「美味しそう」とつぶやくのは やめましょう!


2016.01.21更新

生まれて初めて参加したサイン会の続きです

古井さんは執筆中の葛藤について語り始めました

「書いていると 自分離れしてくる というか
 自分とは違うところから 声が聞こえてくることがある

 そして大抵の場合は その声に従った方が面白いことが多い
 声が聞こえないときは 聞こえてくるまで待つのですよ」

作家がものを書かれるときは そんな感じなのか
まさに 言葉を紡ぎ出す という作業なのでしょうか?

なんとなく理解できるような気もするけれど
でも 実感することはできません、、、


「自分のことは 自分がいちばんわからない
 自分のなかには 自分が知らない色々な自分がいるのですよ」

うーん 精神病理の世界とクロスするような、、、

でも 芸術家はそうなのでしょうね

こういう非日常的なわけのわからない話は たまに聞くと面白いです(苦笑)

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さらに古井さんは こんなことも語られます

「表現者というものは 
 感じたもののダイレクトな表現を貫くべきか 
 それとも 感じたものを解釈してから表現するべきか

 どちらの立場に立てばいいのだろうと思うのですよ」

そりゃ 解釈なんかしてはダメですよ 文学なのだから
いや 解釈することこそ 文学でしょう?

そんなことを思いながら聞いていると 頭の中がこんがらがってきます(苦笑)

インスパイアされた気持ちを ナマで出すか 料理して出すか
どちらがいいのでしょうね?


又吉さんが 匂いに関する話題を振ると 古井さんはこう反応しました

「視覚というものは 
 最初から能動的に対象に働きかけてしまうので面白くない

 それに対して 聴覚や嗅覚は
 向こうからやってくるものを感じる受身なものなので

 忘れられないし興味深い」

「私は空襲のときの匂いを 恐怖の匂いとして憶えている
 けれど 今でもときどきその匂いが甦ることがある
 世の中には 見えない形の恐怖が潜在しているのかもしれません」

こんなことを ニコニコと笑いながら語られるのですよ

全く 浮世離れというか 非日常の極みというか(笑)


でも 書き手には 
古井さんが語られた「視覚と聴覚の差異」に関するニュアンスは 
なんとなくうなずけるところがあって
心の中でニタニタしながら頷いているところもありました

なんだかちょっと 危ない世界ですね(苦笑)


古井さんが又吉さんに気を使われて
舞台で演じることと文学を書くことの共通性の話題を振ります

「どこからどういう自分が出てくるかわからないから面白い」

「思い通りにうまくいかないとき なんらかの破れがあるときの方が 
 結果としてはいちばん面白くなる
 筋書き通りに運んでしまうと 結局はつまらなくなってしまう」

そうね 確かに文学は “破れ” があった方が面白いかもしれません

というか 
そういうことを意図して語ろうとするのが 文学なのかなとも思います

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トークショーの最後は 作家らしく言葉に関する拘りの話が展開されました

又吉さんが
「古井さんの文学で好きな理由は
 文章が説明をしていなくて 雰囲気を感じさせるから」
と語られましたが

それに対する古井さんの回答が予想外で面白くて

「それは 僕が叙述が下手だからです
 だから感覚的な文章になるし 詩の方向に流れてしまう
 叙述力のある人がうらやましくて」

なるほどねえ 

でも そこが古井文学の魅力じゃないの? と思って聞いていたら
古井さん こう続けました

「言葉というものは それ自体が矛盾を嫌うものなのですよ
 だから 言葉で表現するのは難しい
 それが故に 感覚的なことは頭で書いていてはダメで 
 体で書かないとうまくいかない」

うーん わかるような わからないような

情を理で表現することは難しい ということでしょうか?
でも 文学の表現手段は 言葉しかないわけだし

そこが 文学者の葛藤なのでしょうか?

頭でなく体で書く  うーん、、、

書き手は古井さんの語りを聞いて 考え込んでしまいました


でも 最後に古井さんの世界の真骨頂を見せていただき気がして
なんとなく心地よかったです


トークショーが終わり 又吉さんが退場されて 
古井さんのサイン会になりました

又吉さんのファンが多いのかなと思っていましたが
ほぼ全員がサイン会に残っていたのでびっくり

前の席に座っている方から順番だったので
後ろの方に座っていた書き手は小一時間待つことになりましたが
待っている間 古井さんが語られたことを思いかえして 
ひとりでなんとなく頷いていました(笑)

100人近くサインされてお疲れ気味の古井さん

サインをしていただいたときに
「100歳まで書き続けてください」とお声をお掛けしたら
「そりゃムリでしょう」 と笑って答えてくださいました

でも 古井文学信者としては
100歳の古井文学の世界 是非とも堪能したいです!

どんなふうに
 人と人との関係を 表現されるのかな?


生まれて初めてのサイン本 大切に持って帰りました

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2回にわたり かなりオタクな 意味不明な話題にお付き合いいただき恐縮です 
どうも失礼致しました(苦笑)

でもね 文学って大切だと思うのですよ

そうえいば 最近 あまり文学を読んでいないなあ

あ 春琴抄を読み直したか(笑)



2016.01.20更新

去年の夏の話題で恐縮ですが

生まれて初めて サイン会なるものに参加してきました!

AKBの握手会ではありませんよ!(笑)

ちょっと立ち寄った八重洲ブックセンターで 目にとまったこの広告

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定員100人と記されていたので大丈夫かなと思い問い合わせたら
まだ空きがあったのですぐに申し込んだ次第です

書き手がいくらミーハーだからと言って 
芥川賞をとられた又吉直樹さんに興味があったわけではありません

申し訳ないですが 又吉さんを芸人としてTVで拝見したこともないし
火花も読んでいません

書き手を生れて初めてのサイン会にいざなったのは 古井由吉 さんです

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まだ多感だった中学生の頃 
古井さんの芥川賞受賞作の杳子(ようこ)」を読んで
とても大きな衝撃を受けて 古井さんが描く不思議な世界に迷いこみ
それ以来ずっと古井文学のファンです

かなり重くてコアな作品を書かれる作家さんなので 
ご存じない方の方が多いでしょうか?

決して万人受けする内容でもないし 
読んで楽しくなったり愉快になったりするわけでもない
むしろ逆に 重苦しい気分になったり 考えさせられたりすることの方が多い

でも個人的には そういうのも文学の楽しみのひとつだと思っています


どうやら対談相手の又吉さんも古井文学ファンのようで
最近の杳子の文庫本の腰巻には 又吉さんの写真が出ていました

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仕事を終えてから会場に向かったので 後方の席しか空いていませんでした

こういう機会は初めてだったので 
どんな客層の方が来られるのか興味がありましたが
意外に若い人が多く 女性が半分以上 平均年齢は40歳を越えているかな?

そして定刻通り 古井さんと又吉さんが登壇して トークショーが始まりました


古井さんは80歳を越えられたのかな?
それなりの年齢を感じさせる風貌ですが 
柔和な笑顔で とても自然体です

又吉さんは 真面目な好青年という雰囲気
TVなどでのお笑いの場での彼の姿を見たことがないので
普段とギャップがあるかはわかりませんが
“お笑い芸人”という雰囲気は全くありません


ふたりのトークは 季節に関する話題から始まりました

「今年の夏は暑かったですね」 と又吉さん

「でも 夏は暑くないと 夏のことはうまく書けない
 冬に夏のことを書こうとしたりすると うまくいかないからね」
古井さんはそう答えて そして続けます

「季節の移ろいが 文章を書く気持ちをインスパイアしてくれるから
 四季があることは文学にとってとても大切なことです」

「若い頃は そのエネルギーと衝突するから春は苦手だったね
 そういえば男女が分かれるには 冬がいちばんイイよ」

ポツポツと語る古井さん

そうだよね 四季の移ろいは大切だよね と思いながら聴き入ります

そういえば 古井さんはどこかで
「移ろい」であって「変化」ではない と書かれていました

どうでもいいことかもしれませんが 
こういう語感にこだわるのは 大切なことだと思います


やはり又吉さんは 昔からの古井文学ファンだったそうで
古井さんの新作の「雨の裾」を読んだ感想を語り始めます

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「今の自分と過去の自分が混在しているような書き方が とても印象的でした」

それを受けて古井さんは こんな風に語ります

「歳をとると あらゆる年代の自分が同居できるようになる
 若い頃の自分や 中年の頃の自分が 今の自分の中にまだいることに気がつく
 来世が見えてくることもある」

「今の自分よりも 若い頃の自分の方が賢い判断をしていたことに気がついて
 驚いたりすることもあるのですよ」

ちょっと意味不明なところもあるけれど でも面白い

これこそまさに 古井さんの文学の世界だなあ と思いながら
前かがみになって 話を聴いていきました

長くなるので つづく



 

2016.01.18更新

日本勤務のウォールストリートジャーナルのアメリカ人記者が 
こんな記事を書いていました

東京で働く外国人の間でいちばん不評なのは 
朝早くからお店が開いていないことだ

ワシントンDCではスタバは朝5:30から開いているし
スーパーマーケットもクリーニング屋さんもスポーツジムも
朝早くからやっているのに、、、

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確かに さすがにアメリカでも
朝早くからティファニーでお買い物はできないけれど 
早朝オープンのカフェでテイクアウトした朝食を
誰かさんのように ティファニーの前で食べることはできますね?

つまらない冗談はさておき(苦笑) 確かにアメリカ人は早起きです

書き手が初めてアメリカの学会に参加したとき 
朝7時前からearly bird lectureをしているので驚きました

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この記事を書いたアメリカ人記者は
東京は 朝の生産性よりも 夜遅くまで酒を飲むことを考えた夜型の街で
それは日本のビジネス文化が
夜遅くまで仕事をすることを貴ぶものだからであろう
とまとめていますが どうなのでしょう?


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日本の朝型人間と夜型人間を比較した こんな記事もありました

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朝型の人は夜型の人に比べて 年齢に関係なく 年収が高く貯金額も多い!

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ホントなの?


さらに夜型の人には厳しいデータが並びます

目覚めが悪い 休みの日は遅くまで寝ている
健康状態が良い人が少ない 精神的に不安定な人が多い 
ひとり身の人が多く幸福度も低い


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そして 生活パターンを変えたいと望んでいる人が圧倒的に多い


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ちなみに 
朝型の人が寝る平均時間は 23時5分 夜型の人は0時46分
朝型の人が起きる平均時間は 5時45分 夜型の人は6時47分

ということは 平均睡眠時間は朝型が6時間40分 夜型は6時間
夜型の人が起床時の目覚めが悪いのもうなずけます

夜早く寝るようにするのが 朝型に変わるポイントかもしれませんが
それが出来ないからこそ夜型なのでしょうし 
そのあたりは難しそうですね 


ちなみに書き手は完全に朝型です
(家庭内時差があると文句を言われる方もおられますが:苦笑)

えっ 加齢による早起きではありませんよ!

優雅に朝のブルーアワーを楽しみたいからでもありません

日が昇るとともに起こしてくださる皆さんがおられるからです!

以前に解説したように
睡眠はノンレム(徐波)からレムに至る約90分の周期
4~5回繰り返されますが

ちょうど最後の周期の夢見ているレムの頃に 
まずデイジーがベッドに乗ってきて
ついでローズが来て 最後に楓がドーンと勢いよく乗っかってくる

デイジー ローズで目覚めかけてきて 
最後の楓のドーンで 完全に覚醒する

で 時計を見ると まだ4時台のことが多い

しかも この時期だと 肉球が冷たいので 
素肌を踏まれたら びっくりしてすぐに目が覚める!(苦笑)


cat

おかげで 毎朝欠かさずにブログが書けています?(笑)


皆さんは 朝型ですか? 夜型ですか?



 

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