左利き肝臓専門医ブログ

2017.04.03更新

夜8時過ぎ ひとりで遊びに出かけます
大人ですから 夜遊びしても おこられません?(笑)


向かった先は 有楽町の 名前を聞いたことがない映画館

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どうしてそんな時間から 映画を観に行ったかというと
上映開始時間が夜8:50だったから

前の回の上映に間に合わなかったのでは ありません

その映画は 毎日 夜8:50から1回だけの上映なのです


ちなみに 東京でその映画を上映しているのは
有楽町と渋谷の2か所だけで
渋谷の映画館の上映は 午前11:55と午後16:35の2回だけ

普通 映画のロードショーといえば
都内数か所の映画館で 1日4~5回は上映していますよね

こんなに上映館も1日の上映回数も少ない映画
いったい どんな映画なのでしょう?


それから 書き手がひとりで出かけ理由は
糖尿病専門医さんに そんな映画は興味がないとフラれたから

うーん ますます どんな映画なのでしょう?(苦笑)


それよりも いったい何人くらい観に来ているのでしょう
書き手は そちらの方が興味津々です(笑)


で お約束のビールとポップコーンを購入して場内に入り
観客の数を指折り数えると

ひとり ふたり、、、 指は全部折らなくてもすみました(笑)

しかも ほとんどが 書き手と同じ ひとり夜遊び組
男性が6~7割くらいかな
年齢層は比較的高く あまり若い人はいません


さて そんな人達が見ようとしているのは
いったいどんな映画かというと

テレンス・マリック監督の最新作 「聖杯たちの騎士」

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この映画監督の名前をご存知の方は 少ないでしょう

だって 40年を越えるキャリアーなのに
実際に監督した作品は 今日の映画が7本目

すごい寡作 誰も知らないはずです(笑)


ハーバードの哲学科を首席で卒業して
オックスフォードの大学院に留学したけれど 指導教授と喧嘩して中退して

アメリカに戻って
フリーのジャーナリストを経て映画業界に入ったという
異色の経歴の持ち主で

アカデミー賞などの世界各国の映画コンペに何度もノミネートされ
ベルリンやカンヌでは受賞もしましたが

一度も授賞式に出席したことがない

要するに 変わり者さんです(笑)



書き手は 前作のトゥー・ザ・ワンダー
マリックワールド初体験でしたが

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とにかく その映像の美しさに圧倒されました

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もちろん ストーリー展開や(とらえどころがない)
脚本も異色で(ささやくような独白セリフが多い)
面白かったのですが

やっぱり凄かったのは 映像美

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特に光の描き方 ブルーアワーの描写がすごい
びっくりしました


そんな マリック監督が

バッドマンのクリスチャン・ベイル
ブラックスワンのナタリー・ポートマンのキャストで
ラブストーリーを撮った

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というので ひとりで夜遊びに出かけたわけです

クリスチャン・ベイルもナタリー・ポートマンも
書き手の好みの俳優さんですから楽しみにしていました



で どうだったかというと

うーん あんまり面白くなかったです

ハリウッドで成功した脚本家のベイルが
それまでの享楽的とも言える自分の人生の過ごし方に疑問を感じ
自分探しの旅に出ようとする

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その過程で
ケイト・ブランシェット ナタリー・ポートマンをはじめとする
6人の女性たちと それぞれ共に時を過ごす

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その一方で 父親 弟との心理的葛藤が 繰り返し描写される


まあ 思い切り端的に言えば そういうお話ですが

女性との交わりは なんだか それぞれが中途半端なのですよ
特に ナタリー・ポートマンの描き方は薄っぺら過ぎです

そして 父親や弟との葛藤は ちょっと しつこい

表現が不適切かもしれませんが マスターベーションを見ているみたい

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映像も ときどきハッとする美しいシーンがありましたが
前作ほどの感動を覚えることはありませんでした


終始一貫して
主人公のささやくようなセリフで物語が語られていくスタイルは
前作のトウー・ザ・ワンダーと同じでしたが

ストーリーも 映像美も 音楽も
前作の方がはるかに優れていたように思いました

うーん、、、



この映画のことを知った ニューズウイークの記事では

「孤高の監督が陥った 深遠なるマンネリ」

といった表現を使い 揶揄するような評論がされていましたが
確かに そんな感じかもしれません


深遠なるマンネリか、、、

さすがにプロのライターは 適切な言葉を選ぶものです


あ でも
スラムダック・ミリオネアや恋のロンドン狂想曲にでていた
インド人女優のフリーダ・ピントは 相変わらず可愛かったです(笑)

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