左利き肝臓専門医ブログ

2018.08.10更新

尿の回数 尿の量が 多くても少なくても 病気の可能性があります


<排尿に関わる器官>

腎臓で作られた尿は
尿管により膀胱に運ばれ そこで溜められてから
尿道を介して体外に排出されます

尿管は ぜん動運動により 尿を腎臓から膀胱に運ぶ働きをします

膀胱は 尿を貯める袋で 300~500mlの尿を溜めることができ
 周りを排尿筋という筋肉が囲んでいて
 尿を溜めている間は 排尿筋は弛緩しています

尿道は 膀胱の尿を外に出す管で
 男性では 20~25cm 女性では 5cm の長さがあり
 尿道括約筋というバルブがあり 排尿のタイミングを調節しています

前立腺
 男性の膀胱のすぐ下にあり器官で 精液の成分を作っています
 加齢により肥大が生じたりすると
 尿管を圧迫したりして 排尿に異常を生じさせます

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<排尿の仕組み>

排尿は 反対の働きをする
膀胱の排尿筋 尿道括約筋のバランスにより規定されていて

尿を溜めているときは 排尿筋は緩み 括約筋は締まり
排尿するときは 排尿筋は収縮し 括約筋は緩みます

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<尿の量と回数>

健康な方では
通常は1日に500~2000mlの尿を出していて
トイレに行く回数は10回以内が多い

それより 量や回数が 多かったり 少なかったりした場合は
なんらかの病気が隠れていることがあるので注意が必要です


@乏尿

1日の尿量が500ml以下の場合は 乏尿です

頻尿になると 老廃物を排泄できなくなるので危険です

原因は

*腎前性  血圧低下などで 腎臓に行く血流が足りなくなる

*腎性   腎臓が急性に障害されて 尿ができなくなる

*腎後性  尿路が閉塞されて 尿が排泄できなくなる

に分類され

それぞれの状態は さまざまな病気により起こってきます

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@多尿

1日の尿量が2000ml以上だと 多尿です

原因としては

*尿を濃縮するホルモン(ADH)の濃度が低いか 腎の反応性が悪い
 中枢性尿崩症 腎性尿崩症

*心因性多飲症

*慢性腎不全 急性腎不全の多尿期

*糖尿病

*利尿薬

などがあります


@頻尿

昼間に8~10回以上トイレに行く
夜中に2回以上トイレに行く

場合は 頻尿です

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多尿が原因のことが多いのですが

*過活動性膀胱
 膀胱の筋肉が勝手に収縮するので 急にトイレに行きたくなる状態

*神経因性膀胱 
 排尿のコントロールが上手くいかない状態

*膀胱炎

*前立腺肥大

といった病気が隠れていることもあり 注意が必要です


@残尿感

尿をしても し残したような感じがする状態で
尿道の通りが悪くなることが原因です

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前立腺肥大 がん 尿道狭窄 などを疑う必要があります


@夜間の頻尿・尿量増加

通常は水分摂取量が減るので 夜間の尿量は減少し 排尿回数も減ります

しかし 夜間に何度もトイレに行く場合は

*過剰な水分摂取

*膀胱容量の減少

*尿路系の炎症

*前立腺肥大

などが疑われます


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また 夜間の尿量が増加する場合は

慢性腎不全 心不全 肝硬変

などの病気の存在が疑われます

 

2018.08.09更新

尿の検査は 外来で試験紙を用いて 簡単に行われます

尿検査で検出できるのは

*白血球

*赤血球

*タンパク

*糖

などです

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@蛋白尿

通常は タンパク質は尿細管で再吸収されるので 尿中にほとんど出ず
出たとしても 1日に100~150mg程度です

そのうち アルブミンが10~30mgで 約半分を占めています


尿中に蛋白がたくさん漏れていることは
腎臓に障害があることを反映し
また蛋白尿それ自体が 腎臓に障害を与えます


蛋白尿が見られた場合
それが 持続性か 一過性か が問題になります

というのも
健康な方でも 運動後などに一過性に蛋白尿がみられることがあり
起立性蛋白尿と呼ばれます

また 発熱 ストレスなどでも 蛋白尿がみられることがあります


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通常は 早朝起床時 安静時には見られないことが多いので
朝起きてすぐの尿を持参していただいて検査したり
随時尿を何回か検査して 3回以上連続した場合に持続性と診断したりします


@血尿

血尿は

*肉眼的血尿  見た目でわかる 赤褐色 暗黒褐色の尿

*顕微鏡的血尿  見た目ではわからない

に分類されます


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原因として多いのは

*腎・尿路系の 結石 腫瘍 外傷

血液凝固異常

IgA腎症などの腎実質病変

腎尿路感染症

などで 

そうした病気を疑った詳しい精密検査が必要になります


@白血球

膀胱炎などの尿路感染症の際に認められ
細菌も同時に検出されることが多く 診断の助けになります


@糖

血中の糖は 腎臓で濾過される過程で 尿細管で再吸収されますが

血糖が異常に増加して限界(閾値)を超えると
尿に糖が出てきて検出されます

一般的には 血糖値が160~180mg/dLを超えると 尿に糖がでてきます

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尿糖は
排尿から次の排尿までの間に起こった高血糖を反映しており
糖尿病の可能性を示唆する所見ですから
精密検査を進める必要があります


しかし 尿に糖が出たら 必ず糖尿病 というわけではありません

尿糖の排泄閾値が低い つまり尿細管で糖を再吸収する力が弱いと
血糖値が正常でも 尿糖がでることがあり
この状態は 腎性糖尿 と呼ばれます

腎性糖尿は
糖尿病とは関係ありませんが
腎臓病の1種である尿細管障害と関連していることがあります

 

2018.08.08更新

尿の 泡立ち 色の変化 臭いの変化と 病気の関連について説明します


@尿が泡立つ

尿にとても泡が立っている と心配されて来院される方は多くおられます

病気でなくても 尿は濃くなると排尿中に泡立ちますが
この場合 しばらく便器の中の尿を見ていると泡が消えます

しかし 排尿する度に泡立ちがあり 泡がなかなか消えない場合は
尿に蛋白が混ざっている可能性がありますから
検査を受けて下さい

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また 全身の病気によって尿の泡立ちを認めることがあり
最も多いのは 糖尿病です

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血糖が160mg/dL以上に増加すると 尿の中に糖が排泄されるようになり
尿糖が増加すると 尿の粘稠度が高くなって
尿の泡立ちが目立つようになります


@濁った尿 茶褐色の尿が出る

健康な方は
朝起きたとき 汗をかいた後などは 色が濃い尿が出ますし
水分をたくさん摂ったあとは 薄い尿が出ます

これは 尿の量により 体内の水分バランスを調節しているからで
尿の量が少ないときは 濃縮されて濃い色になり
逆に多いときは 希釈されるので薄い色になります

たとえば 夏の熱中症などで 体内の水分が不足する脱水症状では
尿の量が減るので 尿の色が濃くなります

ビールなどをたくさん飲んだときは すぐに色の薄い尿がたくさん出ます

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しかし

*常に尿がにごっている
*コ-ラや赤ワインのような色の尿が出る

場合は なんらかの病気が存在している可能性があります


肝臓の病気では
褐色系の濃い尿がでることがあり
この場合 尿の色の濃さの原因になるのは ビリルビンという物質です

ビリルビンは 赤血球が寿命を迎えて壊されて出来てくる物質ですが
通常は尿中に出てくることはありません

しかし 肝臓や胆道に病気があったりすると 血液中にあふれ出し
尿から排泄されるので 尿の色が濃くなります

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こうした状況は 病的でよくない状態ですので すぐに受診して下さい


赤褐色で濁っている場合に心配なのは 血尿です

血尿は 腎結石 急性腎炎 腎臓がんなどが原因で起こります

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また 赤褐色・茶褐色の尿は 横紋筋融解症という病気でも起こります

これは 何らかの原因で筋肉が壊れて
ミオグロビンという濃い色の物質が放出され
血液から尿に排出される状況で

脂質異常症 高血圧の薬 抗菌薬などを処方されている人で 稀に起こります


一方で 尿の色は 薬やビタミン剤の服用でも変化しますから
尿の色の変化が心配で医療機関を受診する際には
飲んでいる薬のことを 必ず医師や看護師に伝えてください


@尿が白っぽく濁る

膿尿(尿に膿が排出されている)が疑われます

膿尿は 膀胱炎 尿道炎などの尿路感染症や
腎盂腎炎などの腎臓の感染症によって生じます

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@尿が臭う

通常の尿は ほとんど臭いがありません


臭う場合で多いのは

膀胱炎などで ツーンとした刺激臭のようなアンモニア臭がする

糖尿病などで 甘酸っぱいアセトン臭がする

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場合で そうした際は 早目に医療機関を受診してください

  

2018.08.07更新

「尿が変な色をしているので心配です」

「このところ おしっこに泡がたつのが気になるんです」

そんな訴えで 当院に来られる方は少なくありません

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そこで 尿について説明しようと思います


<尿はなぜ出来るか?>

普段 何気なく意識せずに出している尿ですが
尿には とても大切な役割があります

それは 体内から害になる老廃物を排出することです


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尿を作る腎臓には
1分間に1リットル 1日に1.5トンもの大量な血流が運ばれています

運ばれた血液は 腎臓の中にある糸球体という部分で ろ過され
尿のモト(原尿)が作られます

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この糸球体は 腎臓の働きの中心的な役割を示すところで
さまざまな原因でここが痛んでくると 腎臓の病気が起こってきます


さて 腎臓では
血液を糸球体でいったんろ過して尿のモトを作ると

尿細管という別の部位で 尿のモトから必要なものを再吸収します

尿細管で 捨てるべきもの 再利用すべきもの の鑑別を行っているのです

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水分 塩分などの電解質は 99%が再吸収されますし
ブドウ糖 アミノ酸などの栄養素の多くも 再吸収されます

一方で 後述するアンモニアなどの老廃物は そのまま尿に排泄されます


こうして 最終的に尿が作られ排出されますが

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1日の尿量は1.5リットルで
*腎臓に運ばれた血液量の1000分の1
*糸球体で濾過された原尿の100分の1
にしか過ぎません

腎臓が いかに大変で重要な仕事をしているか イメージできましたか?

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<尿を作る意義 尿の働き>

ヒトの体が尿を作る大きな意義のひとつが
体内の水分量を一定に保つことです

体内の水分が足りなければ 尿は濃縮されて 出る量が減りますし

逆に水分が多ければ
尿はたくさん作られて 薄い尿が沢山出るわけです

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このように 主に腎臓と脳が協力して
尿の量を調節して 体内の水分バランスを整えているわけです


もうひとつの尿の重要な意義が 老廃物の排泄です


尿には

*電解質 (ナトリウム カリウム カルシウム リンなど)

*代謝老廃物

などが含まれていますが

前述のように 電解質の多くは再吸収され 老廃物は捨てられます


老廃物に含まれるものは

*タンパク質が分解されて生じる窒素酸化物

*尿素 尿酸 クレアチニン(筋肉の崩壊物) ホルモンの分解物

*薬の代謝産物

などです

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なかでも重要なのが 尿素です

なぜ 尿素が重要かというと

ヒトの体内では さまざまな場面で 有害なアンモニアが作られます

たとえば 食餌に含まれるタンパク質に含まれる尿素が
腸内細菌によって分解され  多量のアンモニアが産生されますし

脳などで生成され 血中を輸送されたグルタミンは
腎臓 腸管 肝臓などでグルタミナーゼにより
グルタミン酸とアンモニアに分解されます


こうして出来たアンモニアには 神経毒性があり
神経細胞のエネルギー産生を低下させたり
神経伝達物質を低下させたり
ひどい場合は 脳浮腫を来たしてしまいます


そこで アンモニアは 
肝臓で尿素回路により尿素に変換され
尿素は水によく溶けるので 腎臓で尿中に排泄されるのです

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ちなみに 尿を放置しておくと
尿中の尿素が微生物により分解されてアンモニアになって臭います


このように 腎臓は
体でいちばん働く代表的な老廃物の排泄器官であり

尿は 老廃物の排泄という重要な使命を担っているわけです


2018.08.02更新

禁煙治療は 絵に描いた餅のように上手くいくとは限りません
色々な状況下で 頓挫してしまうこともあり得ます

そんなときに どうすればいいのでしょう?


<禁煙に踏み出せない>

自分は意思が弱いので タバコをやめるのは無理だと
最初から諦めている方も多くおられます

しかし 禁煙する前は 誰でも不安になるものです

やってみなければわかりません
まず その一歩を踏み出してみましょう!


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また タバコを吸うのは 意志の力が弱いからでなくて
ニコチン依存症(いわゆる中毒)になっているから
やめにくいことがわかっています

そのための治療を行うわけですから
禁煙しようという強い気持ちさえあれば大丈夫です


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禁煙するとストレスがたまりそうなので 踏み切れません
という方もおられます

禁煙によるストレスが予想される場合は
その対処法をあらかじめ考えておきましょう

ストレスとなる仕事を少し減らす
ストレスを感じたら音楽を聴いたり 体を動かしたり 映画鑑賞など
自分の気分が晴れることをやってみるのもお勧めです

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すぐできることとしては
深呼吸をする お茶を飲む 友人に話をするなどの方法があります

禁煙は 1ヵ月ぐらいで落ち着いてくるものです

その間なんとか乗り切るようにしましょう

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禁煙後の楽しいことを思い浮かべて 頑張りましょう

また 禁煙できた方のなかには
タバコが吸えなくてイライラしたりすることがなくなって
むしろストレスが減ったと実感する方も少なからずおられます

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<禁煙開始直後につらい>

禁煙開始後に またタバコが吸いたくなることは よくあります

禁煙して1ヵ月を過ぎても 吸いたい気持ちは残りますが
しかし 禁煙当初のような強いものではないはずです

時間の経過とともに離脱症状は改善しますので
それまでの間
深呼吸をしたり 歯を磨いたり 水を飲んだりして我慢しましょう


禁煙は落ち着いたけれど 元気が出ません という方もおられます

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禁煙すると ニコチンの離脱症状のひとつとして
1~2ヵ月程度 気分が落ち込むことがあります

その間は 趣味など自分の楽しめることをする時間を増やしましょう


もう少し時間がたっても
ふとしたきっかけで また吸いたくなることがあります

禁煙できたので 1本ぐらいなら吸ってもいいでしょうか?

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いいえ 1本吸っただけで逆戻りする場合があります

今までの禁煙の努力を振り返り
1本でも吸ったら我慢できなくなると考えるようにして 頑張ってください

今までの苦労や 禁煙して良かったこと
家族や周囲の喜びの声などを もう一度思い出して
決してタバコに手を出さないようにしましょう


<禁煙の継続への不安>

何とか3ヵ月禁煙を実行することができたけれど
ずっと禁煙を続ける自信がありません

そんな不安を持たれる方は多いです

確かに今後一生禁煙をするというと
そんな先のことまでわからない という気持ちがあるのかもしれません


でも この3ヵ月間禁煙を継続できたことは事実です
そのことに自信を持ちましょう

自分に自信を持つことは 禁煙維持の活力になります

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そして あなたの健康のためにも 周囲の健康のためにも
禁煙をこれからも続けるという強い思いを持ちましょう


<一旦禁煙できたけれど 再び吸い始めてしまう>

よくあることです

というか そういう方の方が多い


でも 吸ってしまっても 再チャレンジです
何回か禁煙を繰り返していると コツがつかめてきます

大切なことは 今すぐに禁煙生活に戻ることです

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お酒を飲む場で 再びタバコを吸ってしまうことも多いです
酒場は 再喫煙が起こりやすい状況です


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ですから
禁煙する自信がつくまでは 外に飲みに行くのを控え
飲むとしても 家で飲むようにするのがお勧めです


禁煙は 山あり谷あり です

谷のときでも
あなた自身のため 家族や周囲の人のために
頑張って乗り切りましょう!

 

2018.08.01更新

治療終了後に大切なのは 再喫煙の予防です


<再喫煙防止>

再喫煙によって喫煙習慣に戻ってしまうことは 残念ながらよくあることです

その場合 ニコチンによる身体依存でなく
習慣による心理的依存が原因になることが多いようです


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2週間から2ヶ月程度で消退してゆくことが多いニコチン依存と違い
記憶に起因する心理的依存は 禁煙後も長期にわたり出現し
再喫煙を引き起こします


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再喫煙防止プログラムの支援を受けない場合には
禁煙した人のうち
およそ80~90%が1年後には再喫煙すると言われています

再喫煙のほとんどは 禁煙開始後3~6か月に発生するため
この時期の支援がとても重要になります


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逆に 6か月を乗り越えれば 成功率は維持できる確率が高い
頑張りどころです

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宴席でタバコを勧められる
仕事上のストレス 等のさまざまな些細な出来事が 
再喫煙のきっかけになってしまいます

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禁煙の継続のためには 受診の機会や電話等を活用して
喫煙再開の危険の高い状況への気づきとその対処法等が身に付くように
支援する必要があります


再喫煙防止のためには 油断は禁物です

1本くらいなら 吸っても元に戻らないかな?
というような気持ちがわいてきたら 要注意です

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ほんの少しなら とか もう大丈夫 などと過信せず
気持ちをしっかりと引き締めましょう

たとえ一服の喫煙でも それまでの禁煙努力が報われず
喫煙習慣に戻る可能性が高くなることを理解する必要があります


<長期継続のための行動療法>

心理的依存に対処し 長期に禁煙を継続してゆくためには

*喫煙行動に結びつきやすい行動を避ける
*喫煙行動のかわりとなる代替行動をとる

などの行動療法を併用します

コンプライアンスが良好で
容易に喫煙要求減少効果を得やすい禁煙薬物療法と異なり
行動療法を続けるためには 次の3つの条件が必要となります

*行動療法のこまめな実行を促す周囲からのサポート
*禁煙に関しての良いモデルの存在や先の見通しを持てる状況
*禁煙に関しての正の方向での強化
 すなわち禁煙したことがよかったと感じることのできる経験を積むこと

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@行動パターン変更法

喫煙と結び付いている今までの生活行動パターンを変え
吸いたい気持ちをコントロールします

*洗顔 歯磨き 朝食など 朝一番の行動順序を変える
*いつもと違う場所で昼食をとる
*食後早めに席を立つ
*コーヒーやアルコールを控える
*食べ過ぎない
*過労を避ける
*夜更かしをしない
*電話をかけるときにタバコを持つ側の手で受話器を持つ (なるほど~!)

といった行動をします

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@環境改善法

喫煙のきっかけとなる環境を改善し
吸いたい気持ちをコントロールする方法です

*タバコ ライター 灰皿などの身近な喫煙具をすべて処分する
*タバコが吸いたくなる場所を避ける(喫茶店 パチンコ店 居酒屋など)
*喫煙者に近づかない
*タバコを吸わない人の横に座る
*タバコが購入できる場所に近づかない
*自分が禁煙していることを周囲の人に告げる
*「禁煙中」と書いたバッジや張り紙をする
*周囲の喫煙者にタバコを勧めないように頼んだり
 自分の近くで吸わないようにお願いする

といった行動をします

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@代償行動法

喫煙の代わりに他の行動を実行し
吸いたい気持ちをコントロールする方法です

*イライラ 落ちつかないときは 深呼吸をする 水やお茶を飲む
*体がだるい 眠いときは
 散歩や体操などの軽い運動をする シャワーを浴びる
*口寂しいときは
 糖分の少ないガム 清涼菓子 干し昆布を噛む 歯をみがく
*手持ちぶさたのときは
 机の引き出しなどの整理をする 庭仕事や部屋の掃除をする
*その他
 音楽を聴く 吸いたい衝動が収まるまで秒数を数える
 タバコ以外のストレス対処法を見つける

といった行動をします

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こうした行動療法は 薬物治療が終わってから始めるのでなく
禁煙治療を始めたその日からスタートさせて
生活習慣にしていただくのが効果的です

 

2018.07.31更新

禁煙治療で用いられる禁煙補助薬について 詳しく説明します

@ニコチンガム(商品名 ニコレット ニコチネルミント)

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ニコチン・レジン複合体をガム基材に含ませたもので
チューインガム状で
ゆっくりかむことにより ニコチンが口粘膜から吸収されます

ニコチンを口の粘膜から吸収することで
禁煙時のイライラ 集中困難などの離脱症状が緩和されます

吸収されるニコチンの量は
喫煙者が喫煙によって吸収するニコチンより少量で
急速な血中ニコチン濃度の上昇はみられず 安全に使用できます

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また 口のなかで噛むので
ニコチン補充と口寂しさを 同時にまぎらわすことができます

さらに 使用量を徐々に減らすことで 無理のない禁煙が可能になります

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効果発現までの時間が ニコチンパッチに比べて短く
はさみで切る 2個連続で使用する 噛み方を調整する などの方法で
ニコチン吸収量の調整がしやすいのも利点です


使用上の注意としては
不用意に長く使うと ニコチンガム依存になることがある
義歯の人は使いにくい
といったことがあります

副作用は
口内炎 のどの痛み はきけ 嘔吐 胸やけ 食欲不振 下痢などで
ときに 頭痛 動悸 顎関節症状の悪化も認めます


@ニコチンパッチ
(商品名 ニコチネルTTS ニコチネルパッチ ニコレットパッチ シガノンCQ)

一日に一枚 皮膚に貼ることで
ニコチンがパッチを貼った部位の皮膚から吸収され 離脱症状を緩和します

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標準使用方法では 8週間の使用となっています

ニコチネルTTSは30 20 10と3種類のサイズがあり
それぞれ52.5mg 35mg 17.5mgのニコチンを含有しています

医師の指示に基づき 禁煙開始後 段階的にサイズを小さくしていき
小さくしていくことで 無理なくニコチンの量を減らせます

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なお ニコチネルTTSは 医師の処方箋が必要ですが
ニコチネルパッチ ニコレットパッチ シガノンCQは 薬局で購入できます

ニコチンパッチに対して依存が生じることは ほとんどないとされています

副作用は
発赤 かゆみ等の皮膚症状があり
貼付場所を毎日変え 早めにはずす などの対処をします

ときに 夢 不眠が起こることがありますが
寝る前にはずすようにすれば大丈夫です

頭痛など ニコチンが多すぎる症状が起こるときがありますが
その場合は 1サイズ小さいものにします

ニコチンによる心血管疾患の発症に関しては ニコチンパッチは安全であり
心血管系の有害事象を引き起こすことはないとされています

しかし 心筋梗塞直後や 重篤なまたは不安定な狭心症の患者さんについては
これらの製剤の安全性は確立されていません


@パレクリニン(商品名 チャンピックス)

2008年1 月に承認された内服薬です

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ニコチンを含まないタイプで
吸っても美味しくなくなる作用により 離脱症状改善作用を発揮します

脳内のα4β2 ニコチン受容体に結合し
部分作動薬(アゴニスト)として作用することで
ニコチン製剤と同様に作動薬としてドパミンを分泌させますが

ドパミンの分泌量が少ないため
禁煙にともなう離脱症状やタバコへの切望感を軽減させます


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一方 服用中に再喫煙した場合には
拮抗薬(アンタゴニスト)としても作用し
α4β2ニコチン受容体にニコチンが結合するのを阻害し
喫煙から得られる満足感を抑制します

吸っても美味しく感じません


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12週間までは保険適応で それ以降は自費になります

禁煙開始予定日の1週間前から服用開始し (この期間は喫煙してもよい)
最初の1週間は 徐々に服用量を増やしていきます

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治療12週終了時の持続禁煙率は78.5%と報告されていて

アメリカの標準治療ガイドラインによると
プラセボ群と比較して3.1倍禁煙しやすい

国内臨床試験では 1.8倍禁煙しやすいことが報告されています

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眠くなったり 意識障害が現れることがあるので
車の運転などの危険をともなう機械の操作は行わないようにします


副作用としては
吐き気 頭痛 腹痛 便秘 などがあります

嘔気は 服用し始めの1~2週間に最も多く
必要に応じて 制吐剤を処方したり 用量を減らします

統合失調症 双極性障害 うつ病等の精神疾患のある患者さん
重度の腎機能障害のある患者さん
血液透析を受けている患者さんには 慎重な投与が必要です


ニコチンパッチとニコチンガムの併用は
長期間の禁煙率が単独の場合より増加するとされていますが

ニコチン代替療法とバレニクリンの併用例では
高率に嘔気や頭痛などの副作用が認められたため
併用してはならないとされています

 

2018.07.26更新

ニコチン依存のある人は
禁煙すると 吸いたい 集中できない イライラする 怒りっぽくなる など
さまざまな離脱症状が現れますが

禁煙補助薬を使うことにより これらの不快な症状を和らげることができます


<禁煙の薬物療法>


禁煙を開始するときに
ニコチン代替療法薬は世界的に広く利用されていますが

日本でも
ニコチンガムが1996年から ニコチンパッチが1999年から使用が認可され
いずれも禁煙治療を上手く進めることに貢献しています

また ニコチンを含まない経口薬(ニコチン受容体部分作動薬 バレニクリン)
有効性が示されています

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アメリカでは1991年のニコチンパッチ市販化にともない
禁煙補助にニコチン代替療法薬を利用することが 急激に普及しました

ニコチン製剤には 
ニコチンそのものが含まれており
皮膚や口腔粘膜の接触面から ニコチンが徐々に体内に吸収されて
禁煙に際して起こる離脱症状を軽減し 治療を補助します

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タバコには 数百種類の有害物質が含まれていますが
ニコチン代替療法薬には ニコチン以外の成分は含まれておらず
吸収されるニコチンの量も
喫煙者が喫煙によって吸収するニコチンより少量なので 安全に使用できます

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ニコチンガムの方が簡単に使用できますが

ニコチンガムの使用で禁煙に成功しない場合に
ニコチンパッチに切り替えて成功する可能性があり
また その逆の場合もあり得ます

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一方 喫煙とニコチン代替療法薬の併用は

一時的に喫煙本数を減少させるものの
ニコチンの過剰摂取につながることがあり危険なうえ
喫煙でニコチンが効率よく吸収されるために
ニコチン代替療法薬の効果が減弱するので
結果として上手くいきません

ですから
ニコチン代替療法薬の使用中に生じてくる喫煙要求には
あとで解説する行動療法で対処します


なお ニコチン代替療法薬は 妊娠中の使用は認められていません

また 心筋梗塞や脳梗塞などの
ニコチンでリスクが増大する疾患に罹患した直後は
使用に注意が必要です


<保険診療による禁煙治療>

このような禁煙の薬物治療の進歩にともない
日本では2006年から「喫煙は病気 喫煙者は患者」という考えのもと

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保険適応による禁煙治療が開始されました

これは 禁煙治療における エポックメイキングな出来事とされています

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禁煙治療には 上手で示されたような

*比較的楽にやめられる

*より確実にやめられる

*保険診療なので あまりお金をかけずにやめられる

といったメリットがあります


保険医療で認められる禁煙治療の対象となる患者さんは

*ニコチン依存症に関するスクリーニングテスト(TDS)で
 ニコチン依存症と診断された方

*1日の喫煙本数×喫煙年数(ブリンクマン指数)が200以上の方

*直ちに禁煙することを希望され
 「禁煙治療のための標準手順書」に則った禁煙治療プログラムについて
 説明を受け 文書により同意している方

になります

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禁煙治療プログラムの内容は 12週間にわたり

*初診
*2週間後
*4週間後
*8週間後
*12週間後

の 合計5回の 面談および薬物治療を行います


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最近は
企業の医務室などで積極的に禁煙治療が行われており
通常の医療機関でも 禁煙治療を行っているところがあります

 

2018.07.25更新

いよいよ 実際に禁煙を始めます


<プランを立てる>

まず プランをたてながら じっくり気持ちを固めていきます


喫煙者は 禁煙に関して

*考えていない(無関心期)
*考えている(関心期)
*試みようとしている(準備期)
*実際に試みている(実行期)
*維持している(維持期)

の各ステージを順番に巡りながら
禁煙・再喫煙を繰り返すことが多いそうです



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自分自身の気持ちのなかで
禁煙への関心を高め
実際に禁煙をしようという意思決定まで持って行きます


また 周囲が禁煙をサポートする場合は
やみくもに喫煙者に即時の禁煙を求めるのでなく

上記のステージを より先のステップに進ませて
能動的な禁煙の意思決定を促す動機付けをすること 

が重要な目標になります


禁煙をしようと思うきっかけは

*タバコによる出費の増大
*職場での喫煙を限定する規則の変更

などといった 医療や健康とは関係のない理由によって
引き起こされることも多いですが


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こうした際に 同時に医療者からの禁煙のアドバイスを受けると
強力な禁煙へのモチベーションになります

ですから

理由が何であれ 少しでも禁煙が頭をよぎった方は
その機を逸しないように 是非 医療機関に相談に行ってください


<準備>

禁煙する理由をはっきりさせること 


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動機付けはとても大切です
自分だけの禁煙理由を確認してください

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家族や職場の人に禁煙の決心を伝えると
つらいときには励ましてもらえます

具体的に 禁煙開始日を決めます

禁煙を始める日は 新しい人生のスタートになる日です
誕生日や結婚記念日から始める方も少なくありません

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吸いたくなる状況を把握し 対策を立てることも大切です
イライラしたとき吸いたくなる人は 深呼吸をしてみましょう


離脱症状の対策も必要です

離脱症状は
体内からニコチンが抜けていくときに現れる不快な症状で

そのピークは2~3日目くらいまでで 禁煙開始後1週間程度で消失します

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ニコチン依存度が高い人は
禁煙補助薬 ニコチンガムやパッチを用いることを
考えた方が良いかもしれません

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<禁煙開始>

禁煙実行後は 上手に気持ちをコントロールしましょう

本数を減らす方法は失敗のもとですから
気持ちに踏ん切りをつけ きっぱり断煙することが大切です

*愛用のライターや灰皿を処分する

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*身近な人と約束をかわす
*禁煙宣言書を書く

などといった行動も役立ちます

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目標設定は高すぎず 低すぎず 
小刻みに成功体験を積み重ねるようにします

一生タバコを吸わない と大上段に構えるのではなく
今日一日吸わない から入ってみましょう

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そして 翌日には「昨日頑張れたのだから今日も」というように
目標を少しずつクリアして 自信をつけていくことが大切です

後ろ向きなにならず ポジティブシンキングで行きましょう

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つらいときには 気をそらすのが良い

じっと我慢するのは ヘタなやり方で

*深呼吸する
*水やお茶などを飲む
*ガムを噛む
*歯磨きをする
*ストレッチ体操 散歩

といった行動で 気をそらしましょう

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上図に示したような
ついつい吸いたくなるような環境を避けることも 大切です


また 禁煙後に現れる“ご褒美”探しも 長続きさせるコツのひとつです

*ご飯がおいしくなる
*からだが軽く感じる

など 禁煙のメリット ”ご褒美” はいっぱいあります

禁煙で手に入れた“ご褒美”を実感しながら
吸わない生活を 楽しんで続けていくようにしましょう


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2018.07.24更新

禁煙によって起こってくる問題もあります

<食欲が増え 体重が増える>

いちばんの問題で 特に糖尿病や生活習慣病がある方には厄介です

約8割に見られ 平均2Kgは増えるとされていますが
もっと増えてしまう方は少なくありません

ヘビースモーカーだった方は より増加しやすいと言われています

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実際に 体重増加が禁煙導入の妨げとなること 再喫煙の原因になることは
よくみられることで

特に女性では 以前に禁煙しようとして体重が増加した人は
体重コントロールのため喫煙を再開してしまう傾向があります

しかし
禁煙2年目以降にさらに増加する傾向はなく
血糖値や中性脂肪の悪化も一時的というデータが報告されています

また 禁煙によって体重が増加する場合でも
内臓脂肪の沈着は少ないとされています

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禁煙後に太る原因として

*離脱症状の一症状としての食欲増加
*味覚の改善による食事量の増加
*禁煙に伴う口寂しさに対しての代償的な食物摂取量や食事回数の増加
*胃粘膜微小循環系血行障害の改善
*安静時エネルギー代謝率 安静時ならびに運動時エネルギー消費量を
 増加させていたタバコ煙中のニコチンの消失

などが考えられています


太った方には 以下のように説明して 理解 納得してもらうようにします

*禁煙後の体重増加は一般的なもので 自己制御の結果である

*禁煙して食べ物がおいしい 食欲が進むことは 
 悪いことではなく良いことである

*“喫煙により無理に体重減少していた状態”から
 本来の自分の体重に戻ることである

との認識を促し 肯定的にとらえるようにする

*禁煙による体重の増加は
 喫煙によるリスクよりはるかに小さいことを強調する

そして

禁煙を続けられる自信がでてきたら
食事と運動で徐々に体重を減らすようにします

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まだ禁煙が不安定な時期に 無理に食事制限をすると
タバコを吸いたくなってしまうことがあるので 要注意です


<睡眠障害>

禁煙にともなって出現する睡眠障害には

*覚醒作用のあるニコチンの減少 消失に伴う昼間の覚醒状態の低下

*ニコチンパッチの24時間使用による夜間の睡眠障害

の2 つが考えられます

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前者は ニコチン代替療法によって改善でき
後者は ニコチンパッチの夜間使用中止によって改善できます


<陰性な気分またはうつ状態>

多くは ニコチン離脱症状に伴う一時的なものです

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うつ症状が出現する場合は
十分な量のニコチン代替療法を十分な期間にわたって使用することにより
症状を軽減することができます

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<強い禁断症状の持続>

喫煙意欲や禁断症状が持続する場合は
薬物療法(ニコチン代替療法)の導入について検討します

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