先日 プチ嬉しいことがあって 

実は神様に会ったのです

たまに浮気をするのも 
いいものですね?(笑)

たまたま 
ぽっかりと空いた時間ができたので
いつもの行きつけとは違う本屋さんで
その空いた時間を過ごすことにしました

本屋さんのディスプレイには 
そのお店の個性が滲み出ていて
普段行かない本屋さんで
書棚に並ぶ本達を眺めながら
店内を徘徊するのは面白いです

あ この本をこのコーナーに
持ってくるわけね とか
そんな新たなアイデアに出会うというか
既成の枠組みが壊されるのを
楽しむ感覚です(笑)

で どこの本屋さんでも
必ず立ち寄る美術書コーナーを徘徊していたら

そう 神様に出会えたのですよ!

石鍋真澄さんが書かれた 
ベルニーニ:バロック美術の巨星

ベルニーニ:バロック美術の巨星 の本の表紙

美術書なのに 
歴史書が得意の吉川弘文館から出版されている
という変わり種ですが

1985年に初版が出てから 
廃版に近い状態になっていて入手が困難でした

誰にとっても 
自分だけの神様のような存在がおられると思いますが
書き手のマイ神様の筆頭は

バロックの都・ローマの街並み

ローマの街並みの写真

サンピエトロ寺院

サンピエトロ寺院の写真

サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会の
コルナロ礼拝堂にある 聖テレジアの法悦

聖テレジアの法悦の写真

ボルゲネーゼ美術館にある 
アポロンとダフネ

アポロンとダフネの写真

などを創った

17世紀のイタリアの彫刻家 
ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ

ベルニーニの肖像画

ミスター・バロックとでも言えるような存在の
芸術家です

でも ベルニーニに関する書籍 
特に評伝は 和書では全くなくて
唯一の存在が 
石鍋さんが書かれたこの本でした

だから 書棚にこの本がいるのを見つけて
まさに神に出会ったような、、、
そんな気分になりました(苦笑)

思わず手にとって開くと 
初版本が復刊されたもの

初めて読む本に挨拶するときの常として 
先ずあとがきに目を通しましたが
初版時のあとがきと 
復刊用に書かれたあとがきが併記されていて

その内容や語り口は
この本を発見できたプチ興奮を維持するのに
充分なものでした

長年にわたり恋焦がれていた
憧れの女性に出会えた

そんな気分でしたね(笑)

ベルニーニの作品の写真

すぐに読むのはもったいないなあ、、

そんな気分でしたが
でも我慢できずに 
神様の生い立ちの部分を少しかじり始めましたが

ベルニーニは 
モーツアルトと並び称されるほどの早熟の天才で
7歳にしてすでに 
見事な出来栄えの最初の彫刻作品を制作していたようです

栴檀は双葉より芳し

神に選ばれた人は 
世の中にはいるのですね

ベルニーニの作品の写真2

そんなベルニーニが
いかにして栄光と挫折の生涯を歩んでいくか

いずれブログで 
微に入り細に入り紹介したいと思います



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