当院は
HPをご覧になり来院してくださる患者さんが
多いのですが

なかには
書き手が書いているこの拙ブログ
を読まれていて

診療の合間に 
ブログネタで盛り上がることも
少なくありません
(ネコ話題が多い:笑)

また テレビ局や雑誌などの医療関連部署から
ブログに書いてあったことへの取材も 
ときどきあったりします
(まだテレビ出演には至っておりませんが:笑)

それから 
医療とは関係ないテーマの
ブログにたどり着かれ
「面白い!これからも続けてください!」と
感想を送ってくださる方も稀におられて 
ちょっと嬉しいし励みになっています


で そんななか
なぜタイトルは
「左利き肝臓専門医ブログ」なのですか?
という質問を受けることが多々あります

「左利き肝臓専門医ブログ」のロゴ

先生は 左利き・ぎっちょ なのですか?

と質問されることも少なくない

そこで「左利き」の由来について 
蘊蓄させてください(苦笑)


世の中には 
左右に関するさまざま話題があります


右 左 と書かれた標識


右大臣 左大臣 どちらの地位が上?
ひな人形の お内裏様とお姫様 
どちらが右で どちらが左?

右脳と左脳の機能の差異も 
一時期話題になりました

そうそう 
政治的スタンスの違いも 
左右で表現されますね

でも このブログの「左利き」の由来は
書き手がレフティーなわけでもなく 
リベラル寄りというわけでもなく(笑)

単純に 
酒のみ 酒好き 
ということなのですよ!

乾杯しているネコのイラスト

アルコール性肝障害の患者さんの治療もする
肝臓専門医なのに
酒好きの「左利き」というのが 
ミソで  洒落なのです(笑

でも どうも書き手が意図した遊び心が
読み手の皆さんには 
必ずしもうまく伝わっていないようなので
ブログ紹介ページの解説にも
その旨を書き加えました

えっ 酒のみ 酒好きのことを 
「左利き」 と呼ぶの?

そうなのですよ!

酒飲みのことを 
古くから世間さまは
「左党」「左利き」などと 
ちょっと揶揄っぽく称されます

美味しそうにビールを飲む人の写真

どうして酒飲みが
そのように呼ばれるようになったか
諸説あるようですが

代表的なのが

左官屋さんは 
右手に槌 左手にノミを持つことから
右手を槌手 左手をノミ手と呼んでいて

左手をノミを持つ左官屋さんのイラスト

ノミ手 と 飲み手 
のダ洒落で「左利き」
と呼ばれるようになった説

それから こんな説もあるようです

江戸時代 武士は常日頃 
刀を腰に差して生活していましたが
右利きの人の方が多いので 
刀を抜くのは たいていは右手

で 酒屋で酒を飲むときは
利き手の右手で徳利を 
左手に猪口を持って 飲む

左手に猪口を持って飲む侍のイラスト

酒飲みは 
たくさん飲みたいので
いつも左手から猪口を離さず 
左手は使えません

でも 
酒屋で急に敵に襲われたりした時
とっさに刀を抜く右手は
フリーなので大丈夫!

右手で刀を抜く侍のイラスト

酒飲みの武士は
立ち回りのときでも 
左手の猪口は離さないので
「左党」「左利き」と呼ばれた

ホントかな?(笑)

実際に江戸時代は
武士はいつも自由に刀を抜けるように 
道の左側を歩いていたそうですから
意外に的外れの作り話では
ないのかも?

書き手は 
“右手を槌手 左手をノミ手” 
説より
“左手に猪口” 
説の方が気に入っています(笑)


ということで 
ブログのタイトルに秘めた洒落
ご理解いただけると幸いです

肝臓専門医たるもの
お酒のみの患者さんの気持ちも
わからないとね!(苦笑)

患者さんに飲酒量をたずねる医師のイラスト

ちなみに

インフルワクチンを接種した日に
お酒を飲むと
大抵 うった部位が腫れます

書き手は過去に 
しっかりと実体験しています!

ワクチンを接種した日にお酒を飲んで腫れた部位の写真

証拠写真(再苦笑)

そして 患者さんとの 
ワクチンをうった後の注意の会話のなかで
その話をすると
かなりの高頻度でウケがとれます

ビール瓶を持つネコの写真

きっと 
ウケてくださった患者さんは
「左利き仲間」なのでしょう!(笑)


高橋医院