なんかコンサートの
雰囲気じゃないよね?

後楽園の駅から
東京ドームにむかって歩いていると
道行く人たちの様子が妙にカジュアルで 
しかも子供も多い

書き手と糖尿病専門医さんは
コンサート会場に出向いているつもりでしたが
なんかへんな感じです

東京ドームの周辺

患者さんを診るときもそうなのですが
こういう“なんか変だな”という感覚は大切で
意外にバカにならないのですよ(苦笑)

しかも ドームの正面に
コンサートの看板も見当たらない

えっ?

そう思ってチケットを見ると

なんと会場は
東京ドームではなく 
日本武道館でした!

書き手の感覚では
今日のコンサートに出演する彼女は
東京ドームでコンサートをする
イメージでしたが、、、

あわててタクシーに飛び乗り
運転手さんに訳を話して急いでいただいて
なんとか開演時刻までに
武道館に着くことができました

数年前 
彼女のコンサートに行ったときには
こんな冷や冷やした思いをしたので(苦笑)

今回は間違えずに 最初から武道館へ

春は桜が満開の皇居のお濠ですが 
7月は蓮だらけでびっくり!

蓮だらけの皇居のお堀

無事に武道館に着いて

サラ・ブライトマン 日本ツアー 
初日の公演です

武道館の正面入口に掲げられたサラ・ブライトマン 日本ツアーの看板
サラ・ブライトマン 日本ツアーのパンフレット

書き手は 
サラ・ブライトマンの名前は知っていましたが
それほどのファンではなく

糖尿病専門医さんが
彼女の熱烈なファンです

サラは 
ミュージカルのキャッツで実質的にデビューし
オペラ座の怪人のヒロインを演じて 
世界にその名を轟かせました

オペラ座の怪人のヒロインを演じるサラ

キャッツ オペラ座の怪人と言えば 
アンドルー・ロイド・ウエーバー

ウエーバーのデビュー作 
ジーザスクライスト・スーパースター
ガキだった書き手の心をとらえて離さなかったことは
以前のブログでご紹介しましたが

なにせ 
多趣味無根気で天邪鬼な書き手ですから

ロイド・ウエーバーの人気が出てきて
キャッツやオペラ座の怪人が
世間で大評判になった頃は
既にミュージカルから 
足が遠のいていました(苦笑)

ということで
サラ・ブライトマンの
ミュージカルでの華々しい活躍は
リアルタイムでは知らず

ロイド・ウエーバーが
彼女に熱を上げて結婚し
オペラ座のヒロイン役を彼女のために書き上げた
といったゴシップ話を知る程度でした

結婚した頃のサラとロイド・ウエーバー

その後 
サラはロイド・ウエーバーと離婚し

ソロのディーヴァとしての
世界的な地位を 
着々と築きあげていきました

日本でも
紅白歌合戦に出場したりして有名になり
最近では 
NHKドラマの坂の上の雲の主題歌を歌っていましたね

さて そのサラ・ブライトマンのコンサート

前回は 
会場の中央に吊らされたブランコに乗りながら歌ったり
ステージに寝転んで歌ったりで
予想外に動きのあるコンサートでしたが

今回はガラコンサートと銘うっただけあって
ステージはフルオーケストラだけをバックにした
シンプルな構成

ステージで歌うサラ

ギリシア人の男性テナー マリオ
ルーマニア人の男性カウンターテナー ナルシスと
数曲ずつデュエットし

中国人の女性ピアニスト ディ・ウーさんが
ラフマニノフのコンチェルトを弾いたりしましたが

あとは彼女のソロのみ

いやー あのハイトーンは本当に圧巻でした 

すごい!

そして月並みですが 歌声が優しいのですよ

しっかりと
蝶々夫人やトウーランドットのソプラノを聴かせ
サイモン&ガーファンクルのポップス曲も
なんなく歌いこなす

そんな懐の深さも たいしたものです

プログラムに記された楽曲

アンコールでは
私はオーケストラの指揮をするのが夢でした 
と語り

彼女がタクトを振り 
ホンモノの指揮者がピアノコンチェルトを弾く

そんなお茶目な演出も見せてくれました

タクトを振るサラ

何年か振りに 
歌姫の美声を楽しむことができましたが

武道館だと 
オーケストラの音が割れてしまうので

音響設備がきちんとしたホールで
今度は 是非 
アカペラで聴いてみたいと思いました

帰りに Tシャツ 買っちゃいました

購入したTシャツ

それから プログラムを見たら

なんと歌姫 書き手と同い年でした! 
びっくり!(笑)


高橋医院