前回のブログで

食前酒にマティーニなんて注文するのは野暮

ベルモットをオンザロックにして
香草が醸し出す湿った土の香りを楽しむのが粋

とのご高説を紹介しましたが

左利きは 
あのブログのネタモト記事を読んで
ふと 閃くものがあったのですよ!(笑)

ということで 
早速 ベルモットを買いに出かけましたが

ドライ・ベルモットの代表選手ともいえる

南フランス産の ノイリー・プラット

ノイリー・プラットのボトル

最近のボトルは 
ずいぶんとオシャレになりましたね!

たまたま飲み残しがあった
以前のデザインのボトルと並べてみましたが

流線型のしなやかな姿で 
昔のずん胴なボトルとは大違い

ノイリー・プラットの新旧のボトル

ベルモット業界 
確かに頑張っていますね?(笑)


で 相方も 新しく購入

マティーニを作るのに 
いちばん美味しいジンの銘柄は何か?

これに関する意見は おそらくは百花騒乱

100人に聞けば 
100人の異なる答えがあると思いますが
(えっーと ジンの銘柄は100種類もあったっけ?:苦笑)

ベルモットの“湿った土の香り”と喧嘩しないように
ボンベイサファイアのような 
華やかな香りがするジンよりも
シンプルなジンの方が良いと思います


そこで東京駅八重洲地下街にある
某マニアックな酒屋さんで見つけたのが

スコットランドはアイラ島で
生まれたジン

あの 潮の香りがする 
絶品アイラモルトウイスキーが
作られるアイラ島
(アイラ島賛歌ブログは そのうちにアップします:笑)

その島に自生する22種類の香草を
使って作られた

その名も THE BOTANIST

THE BOTANIST

ラベルデザインとボトルのシェープに魅かれ
買ってしまいました(苦笑)

ということで 
まずはボタニストを冷凍庫に収納して
外に出したらボトルに霜が降りそうなくらい 
充分に冷やしてから

(見つかって じゃま!と怒られましたが 
 めげません:苦笑)

まずは
ロック用のグラスに氷を充分に入れて
ノイリー・プラットを注ぎます

そして ご高説に従い 
ロックで
“湿った土の香り”を楽しみます

ストレートで嗜むと 
確かにちょっと苦いですね(笑)

THE BOTANISTとノイリープラット

そして 飲み干しそうになったら

冷凍庫からボタニストのボトルを取り出して
わずかにノイリー・プラットが残っているグラスに
氷を足して
ジンをなみなみと注ぎます

それから ゆっくりと 
充分にかき混ぜて

グラスに霜が降りてきたら
カクテルグラスに 
こぼさないように注いで

はい 美味しいマティーニの出来上がり!

自分で言うのもなんですが
これまで自分で作ったマティーニより 
はるかに美味しかった!(笑)

マテイーニグラス

そうか これからは

まずはノイリー・プラットを
ロックで楽しんでから

残りベルモットになみなみとジンを加えて
ステアすれば良いのですね!

これぞ 
2ステップ・アペリティフ法

左利きシンパの皆さん 
是非お試しください!(笑)


ところが このあと
冷凍庫のスペースが冷凍食品で占領されて
ジンのボトルを納めることが
できなくなりました

あの冷凍食品の巧妙な詰め方には 
なにかしらの意図を感じます!

南シナ海 じゃなかった 
冷凍庫の不法(?)占拠
はんたーい?(苦笑)
高橋医院