ネコさまたちのお食事の準備は
書き手の大事な朝の日課です!

我が家では
朝に1日分のドライフード(業界用語:カリカリ)を
食器に入れ
そのまま24時間 出しっぱなしにしています

ネコさまたちは
自分が食べたいときに
食べたいだけ召し上がる

1日分を一気に食べてしまうことはなく
気が向いたときにちょっとずつ食べる

こうした食べ方を
業界では「五月雨食い」と呼びます
(ネコ業界の専門用語 面白いでしょ?:笑)

このように24時間出しっぱなしにして
五月雨食いをさせるのは
衛生上あまりよくないという話も
聞いたことがありますが

ローズもデイジーも13年間
ずっとこの食べ方で過ごしてきて
幸いに一度も病気をしたことがありませんから
少なくとも我が家のネコさまたちにとっては
問題ないようです

ネコのカリカリは 何種類もあります

何種類ものカリカリの袋

チキンがベースだったり
白身魚がベースだったり
素材による違いもあるのですが

いちばん驚いたのは
ネコさまの年齢による違いがあること

成長のための栄養が必要とされる
仔ネコ用があるのはわかりますが

1歳から6歳くらいまでの成ネコ用があり

成ネコ用のカリカリ

7歳を過ぎると シニア・高齢ネコ用になり

シニア用のカリカリ

さらに12歳以上の老齢ネコ用があり

老ネコ用のカリカリ

最近では
室内飼いネコの平均寿命の延びにしたがい
なんと18歳以上の超高齢ネコ用のフードが
開発されているそうな!

年齢により 必要とされる
タンパク質と脂肪のバランス
マグネシウム カルシウム 
リン ナトリウムなどのミネラル成分の量
が異なってくるために

そうしたことを考慮した組成の
年齢別フードがあるわけです

ネコさまは歳をとると腎臓を患いやすくなるため
特にミネラル成分の調節は
とても重要なポイントになるようです


ということで 我が家では

ローズとデイジーのための
高齢~老齢ネコ用のカリカリ

楓のための成ネコ用のカリカリ
別々に準備しています

しかも それぞれ2~3種類をミックスします

だから
この計量器でしっかり測って作ることが
書き手の朝一番の日課です

カリカリの量を測る計量器

毎朝 書き手がこの作業をしているのを見て

書き手よりはるかにネコ歴が長い
もうひとりの下僕さんは

「なんだかマニアックね!
 こんなことしたことがないわ」

と眺めています


でも ネコさまたち

とくにデイジーは
書き手がカリカリの準備をしているそばで
作業を見ながら
おすわりしてじっと待っています

ご飯の準備を待つデイジー

その姿は けなげでかわいい!

でも 書き手が二日酔いとかで
(たとえですよ!:笑)
ノロノロと作業をしていると

「遅いんだよ!」
「もっとテキパキとやれよ!」

ネコさまたちの気持ちを
もうひとりの下僕さんが代弁してくださります

はいっ スミマセン!

我が家の一日は
そんなふうにして始まります(笑)
高橋医院