日本では最近は
佳子さまフィーバーとやらで
久しぶりにポジティブ(かな?:笑)な
皇室の話題で盛り上がっていますが

夏至祭の話題を紹介したスウエーデンでも
6/13にカール・フィリップ王子の結婚式があり
色々な意味で盛り上がったようです
(ほらね ジューン・ブライドでしょう?:笑)

というのも カール王子はイケメンとして
ヨーロッパ皇室ファンの間では有名でしたが

カール王子

結婚相手のソフィア嬢が元モデルさんで
男性誌にトップレス姿で登場したり
スキャンダラスなテレビ番組で下着姿を披露したり
背中やわき腹にタトゥーがあったりで

そうしたことに眉をひそめる
関係者も少なくなかったとか

さすがに日本では そういうお相手は 
ちょっと考えられないですね、、、

でも彼女は
社会奉仕活動にも積極的に参加する
篤志家でもあるそうで

今回の結婚式でも
ウェディングギフトは二人が創設した
子供と若者たちを支援する慈善基金にご寄付ください 
とお願いされたとか

カール王子とソフィア嬢

ソフィア嬢は
カール王子のお母さんの
現国王王妃のシルビアさんに似ていて

王子は彼女にママの面影を見たのかなと
思ったりもしました

ソフィア嬢

シルビア王妃

ほらね 何となく似ているでしょう?

ちなみに二人の出会いは
街のレストランで 
すぐに同棲生活に入ったそうで
そのあたりも日本とはだいぶ違いますね


カール王子のお姉さんの
ヴィクトリア王太子の結婚も
当時はかなりマスコミを賑わせました

ちなみにスウエーデンでは
1980年に王位継承法が変わり
女性でも第一子が王位継承権を有することになり
彼女が王位継承順位第一位の王太子です

ヴィクトリア王女夫妻

さて ヴィクトリア王女が
こっそり交際していたお相手は

自らの拒食症で病んだ体を鍛えるために入った
スポーツジムのオーナートレーナーで
ごくごく普通の田舎の中流家庭出身の
青年実業家・ダニエル

人は良いけれど 
家柄も教養もマナーも身についていない
田舎の青年のダニエルと

将来は王位を継承する
ヴィクトリア王女との結婚を前提とした交際に
国民の半数以上が反対し 
父親の国王も大反対したそうな

そういえば書き手の留学時代の
スウエーデン人の友人も
当時はダニエルを
「得体のしれないスポーツジムのオーナーの田舎者」
と酷評していました(笑)

しかし二人は愛を貫き 

その姿を見た国王が
ダニエルが王族の一員として身につけるべき
国の歴史の知識 語学 教養 テーブルマナー等を
習得したら結婚を認める
との条件を提示し

なんと5年間にも及ぶ修行を経て
晴れて結婚式を迎えることになりました

もちろん この5年の間 
ヴィクトリア王女はダニエルを励まし続けたとか

なかなか良いお話しですね


王室の末っ子のマデレーン王女は
なかなかの美人さんで

書き手が在瑞中の頃はまだ子供でしたが
当時から「栴檀は双葉より芳し」で 
密かに注目していました(笑)

マデレーン王女

彼女はイギリス人の銀行家と
結婚したようです

マデレーン王女夫妻の結婚式

そして ヴィクトリアもマデレーンも 
皆 ジューンブライド!

スウエーデン王室の6月好きは
徹底していますね!(笑)


さて スウエーデン王室いちばんのゴシップと言えば

国王のカール16世グスタフ

カール16世グスタフ

2010年に性風俗店に出入りしていたことが
発覚しそうになり

マフィアを使って
その証拠写真を買い取ろうとしたことがバレて
大ひんしゅく!

いやはや 
日本の皇室では考えられないようなことばかりです、、、


ちなみに 国王妃のシルヴィアも
王室出身でなく一般人ですが

それまで王室出身者との結婚ばかりだったスウエーデン王室で
一般人との結婚が認められたのは
日本の美智子皇后の結婚が
先例としてあった影響だったとか

日本の皇室も 
意外なところで先見性を発揮していたようです


ということで
ヨーロッパロイヤルネタって
意外に奥が深くて面白いのですよ

グレース・ケリーが嫁いだモナコ皇室なんて 
すごいんだから

ステファニー王女(左端)とか 
すごいスキャンダルでしたよね(笑)

モナコ皇室のステファニー王女

そういう意味では 日本の皇室は本当に健全です!
高橋医院