久しぶりに風邪をひきました

幸いなことに熱は出ませんでしたが 
咳に悩まされ
 
声枯れもしたので
患者さんにはお聞き苦しい声でお話しすることになり 
申し訳ありませんでした

咳をしている様子

大体 年に1回くらい風邪をひきますが 
原因ははっきり言って「油断」と
まさに「医者の不養生」ですね(苦笑)

だいぶ春めいてきて空気も湿ってきたので 
油断して寝るときに
加湿器をかけなかったら

朝起きたら
なんとなく喉のあたりが
いがらっぽかったのですよ

あとは
酔っぱらってテレビを見ているうちに 
床暖房の上で寝てしまったこと! 

でも ほろ酔いで床暖で寝るのは
気持ちが良いです(苦笑) 

床暖の上で寝ている様子

良い子の皆さんは 
こんなだらしない医者を反面教師にして
お気をつけください

でも 医者もたまに病気をするのも 
患者さんの気持ちがわかって良いと思います

自分では普段はあまり薬を飲まないのですが 
咳止めが効いてきたときはとても安心しました


さて 我が家では風邪をひくのは
色々な意味でタブーです

「気持ちがたるんでいるからじゃないの!」
「いい歳をして自己管理ができていないんだから!」

と眼が語っているようで
(発言主はご想像にお任せします) 
とても肩身が狭い思いをします


それより いちばん切ないのは 
お嬢さま方に嫌われること

ネコさまたちはヒトの咳が大嫌いなので 
咳をしていると誰ひとりとして
近寄ってきません

まだ若いから感情をストレートに表現する
楓にいたっては 
そばで咳をすると 
間髪入れずにキッとこちらを睨みつけます!

さらに何回か連続して咳をすると
「ニャ!」 と叱られます 

 

叱られている様子

ご覧のように
耳の後ろ部分が見えて左右水平に開いている状態を
業界用語では「飛行機耳」と呼び
 
そこからはお怒りのお気持ちを
察しなければなりません

さらに医院では
「うーん 咳が止まらないから 
 堀辰雄のサナトリウムのロマンの世界かな?」
とつぶやくと

スタッフに
「えーっ 先生が堀辰雄の世界ですか?」 
と 事もなげにあしらわれてしまいました

堀辰雄の写真

ねえ ネコさんもスタッフさんも 
患者さんにはやさしい気持ちで
接しないといけないんだよ!(笑)

季節の変わり目は寒暖の差が激しく
体調を崩しがちです

皆さんも 
どこぞのだらしない医者のようにならないように 
お気をつけください

そして不幸にも体調を崩されたら 
だらしない医者にご相談においでください

えっ 説得力がありませんか?(苦笑)
高橋医院