昨年末からブログを始めましたが

診療のあいまに患者さんから
「ブログ読みましたよ」 
と言っていただくこともあり

そうしたことが
 患者さんとのコミュニュケーションを深める
一助になってくれればと 
ちょっと嬉しく思っています

生活習慣病などで来院される方とは 
長いお付き合いになりますが

患者さんと二人三脚で治していくことが
いちばん重要で

そのためには 
徐々に患者さんとのコミュニュケーションを
深めていきたいものです

このブログが
その手助けになってくれれば と考えていますが
毎日ブログネタを考えるのは
 実はなかなか大変です


そんなとき頼りになる本が 
平凡社の くらしのこよみ

日本古来から伝わる
二十四節気 七十二候 がまとめられた本で

1年が72の候にわけられている
その各々の候の歳時記が解説されています

今日はその助けを乞うことにして、、、(苦笑)

この時期の節気は 小寒

そして候は
第68候 水泉動 (しみず あたたかさを ふくむ)

七十二候の命名の感性の鋭さやセンスには
感動することが多いのですが

そのなかでも この 水泉動 は
とても好きな言葉のひとつです

水泉動の写真

一年でいちばん寒い時期に 
まさに入らんとしているこの頃

でも凍った水面の下では 
地中の陽気が
 泉の水を少しずつ動かし始めていて
春は確実に近づいてきているのだよ

そんな 鋭い観察と願望にも似た気持ちを
水泉動 の3文字で表現した昔の人の感性

しかも 「あたたかさをふくむ」 と表現する

ちょっと感動ものです、、、

でも感動ばかりしてはいられません

現実の日々で大切なのは
猛威をふるっているインフルエンザに
かからないこと!

ついに東京では 流行警報 が発令されました

毎日の手洗い うがいを励行することと 
充分な休養

そして体調の変化を感じられたら
早目に受診する

お年寄り 幼児 受験生がおられる皆さんは
特にお気をつけください!

 

高橋医院