昨年末から報道され 現在進行形で動いている
キューバとアメリカの国交回復

びっくりしましたが
ニュースを聞いて
ちょっとアンニュイな気持ちでいます

世界の色々なところを訪れていますが

キューバはまだ未踏の地
そして是非とも行ってみたい国のひとつです

悲しいことに
もう瑞々しい感受性はありませんから(苦笑)

特別にゲバラやカストロの思想や革命に
興味があるわけではなく

こんなものをくゆらしてみたり
本場の手巻きシガー 
大人の味かな?

シガーの写真

こんなもので喉を潤してみたり

本場のモヒート 
ヘミングウェイの気分になれるかな?

モヒートの写真

こんなところで夜遊びしてみたり

本場のクラブ
豪華絢爛かな?

クラブの写真

そんな単純な 
フシダラナ 理由によるものですが(苦笑)

アメリカとキューバが国交回復すれば
今まで無理だった
アメリカでトランジットしての
キューバ入りも可能になるし

便利になるんだから
アンニュイな気持ちになる必要はないじゃない?

と言われるかもしれませんが

アメリカの経済封鎖が続き 
ソ連が崩壊して支援がなくなった

そんな状況が故に逆に保たれている 
キューバのローカルな文化や魅力が
あると思うのですよ

アメリカと国交回復して経済状態が改善されると
そんな文化や魅力が
無くなってしまうのではないか?

実際にキューバに行かれたことがある方ほど
そうした危惧を感じられているようで

「ホンモノのキューバを楽しみたいなら 
 アメリカが入ってくる前に
 早目に行った方がいいよ」

と言われる方が多いです

キューバの街の写真

もちろんそんな考えは
異邦人としてキューバを楽しみたい
トラベラーの我儘で

現地で生活しているジモピーのことを
考えていないエゴだ
ということは承知していますが

でもねえ、、、

アメリカの財務長官が
キューバとの国交回復について
こんな声明を出したそうです

「両国間でのビジネス開拓の機会が増すことで
 アメリカはキューバの人々が
 自らの将来を決める手助けができる」

ほらね 入っていく資本の側は
いつもそういう”甘言”をささやくんだよなぁ

「自らの将来を決める手助けができる」 

巧みな誘惑ですよね?(笑)


「経済的グローバリズムは 
 地域文化の敵じゃないの?」

なんて ひねくれ者はときどき思うのですよ


フシダラかつひねくれた見方で申し訳ありませんが
週末なのでご容赦ください(苦笑)
高橋医院